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ご購入前に抑えておきたい基礎知識

これから長い付き合いになる家具、どのような素材で出来ているのか気になりますよね。また日々のメンテナンス方法など大切に長く使っていくために心構えができるような基礎知識をまとめました。

家具を長く使って
いただくために

湿度・温度管理

木材は呼吸をしているため水分や乾燥、温度によって形状が変化してしまいます。長くご使用いただくためには加湿器、除湿機などで湿度調整を行い、ストーブ、エアコンなどの当たらない場所でご使用ください。また、直射日光があたらない場所でご使用いただければと思いますが、難しい場合はカーテンをお使いいただくのもお勧めです。

高温や水分に注意

木の家具は高温に弱く、ポット等を直接置くと変色してしまいます。また水分でも同様にシミになっていきます。これも経年の味となっていきますが、基本的に熱いものを置くときなどはランチョンマットやコースターなどをご使用頂くことをお勧めしています。

水平に置いてときどきメンテナンスを行いましょう

木製の家具は水平に置かれるように作られているので不安定な場所に長時間置かれるとねじれが生じ壊れる恐れがあります。水平な安定した場所で使用し移動する際は引きずらないように持ち上げて移動してください。

拭くときは最後に乾拭を

普段は乾拭きで結構です。お手入れの際は硬く絞った布巾で拭いてから、乾いた布で完全に水分を拭きとってください。水分やアルコールは大敵ですのでワインや醤油などの色の濃いものをこぼしてしまった場合は放置せずすぐに拭き取ってください。

インテリアサイズ

ダイニングテーブルの選び方例

快適なテーブルの高さ

快適なテーブルの高さ

イスに座ったときにひじが直角となる高さ、だいたい座面から天板までのサイズが270~300mm程度の高さがちょうどよい高さとされています。この座面と天板までの距離を差尺(さじゃく)といいます。

テーブルの一人当たりのサイズ

テーブルの一人当たりのサイズ

食事をするときは一人当たりの面積が縦300~400mm、横は600~700mmが快適な面積だと言われています。これに家族の人数分をかければ必要なテーブルのサイズが計算できます。またお客様を迎えることが多い場合はその分も考えておくとよいでしょう。

部屋の広さとインテリアサイズの選び方

部屋の広さとインテリアサイズの選び方

ダイニングテーブル

快適なお部屋にする為にはお部屋と家具のサイズ・配置も重要となります。イスを引いたときや人が通るスペースも確保しておきましょう。ダイニングの場合は特にゆとりのある家事動線を作れるような家具を選びましょう。

ソファ

家族で座るのか、友達と座るのかソファの使い方を実際に想像しながら選びます。座面の幅は140cm以上あるとゆったり二人で座れます。横になりたい場合は肘の形状も見ておきましょう。来客時や普段くつろぎたい場合はクッションの位置を変えることでソファの形状が変わる便利な3WAYソファがオススメ。

ボード

ボードはテレビを置く台というだけでなくリビングの収納場所としてよく考えておきましょう。ボードの幅サイズは 設置するテレビの幅+20〜30cmのボードがオススメです。安定感がでて見た目もバランスがよくなります。今後テレビを買い換える予定であれば買い換え後のテレビサイズを基準にしてボードのサイズを選びましょう。

キッチンボード

食器や家電を収納するのに必要なボードですが、家電とのサイズ選びが特に重要です。買った家電が入りきらないということもありますので、家電のサイズをしっかり測っておきましょう。長く使うものですので設置場所の高さ横幅もしっかり把握してから選びましょう。

キッチンボードのサイズの目安

ベッドフレーム

ベッドサイズは以下の表を参考に選んでみて下さい。予めお部屋のスペースをよく把握しておくことはもちろんですが、置けるスペースが十分ある場合には少し大きめのサイズを選ぶことでおやすみの時間をゆったり快適にお過ごしになることが出来ます。

ベッドフレームのサイズの目安

カーペット

カーペットには魅力的な模様のペルシャ絨毯や、絵のようなギャッペが沢山あります。小さいサイズのものは玄関マットやタペストリー、大きいものはリビングなどにオススメです。サイズの組み合わせは本当に様々ですが、参考までに2人掛けソファには140×200cm、3人掛けソファには200×200cmで、ローテーブルやスツールなどと組み合わも可能です。部屋にあう柄や色、実際にカーペットでどのように生活していきたいかを想像して選んでみて下さい。特にペルシャ絨毯などは全て現地の遊牧民の手織りによる一点物です。デザインされた絵柄には意味があり生きる喜びや長寿、子孫繁栄、お守りなど意味のある伝統的な文様が入っているのが特徴です。

照明

照明を選ぶ時はライトの特製を考えて選ぶと良いでしょう。

  • ペンダントライト・・・天井からつり下げるタイプのライト。インテリアのアクセントに。
  • デスクライト・・・デスクに置く小さいライトでインテリア小物としても。
  • クリップライト・・・クリップで簡単にとめられるので場所を選ばず取り付けられます。
  • フロアランプ・・・背の高いランプで部屋の隅も明るく演出します。

天然木の種類

ウォールナット以外の木材は全て道産の無垢材を使用しています。木材にはそれぞれ環境に対する強さや個性的な模様を持っていたりするので、目的にあった樹種を選ぶとより長持ちさせることにつながります。代表的な種類をご紹介します。

  • オーク(ナラ)

    オーク(ナラ)

    堅く重厚感があり耐久性に優れているため、古くから家具の材料として使われてきた素材。
    柾目目材には「虎斑」と呼ばれる虎の背中のような模様が出て来るのが特徴です。

  • タモ

    タモ

    固く反発力があることからバットの素材にも使われる素材です。使用していくと明るい黄色系の茶色から濃い茶色に変わっていきます。

  • ウォールナット

    ウォールナット

    クルミ科の植物で高級家具や楽器に使われる美しい木目が特徴です。世界三大銘と言われ耐衝撃性に強く狂いが少ない加工性に優れた木材です。

  • パイン

    パイン

    柔らかく耐久性が低いですが、加工がしやすく、音や熱、湿気の吸収がよいです。また自然の木の香りを楽しむことができます。

  • 杉

    建築の柱に使われるほど強い素材でありながら、軽くて軟らかく、断熱性、調湿性に優れています。特有の芳香もあるので香りを楽しむためにも使われます。

  • ニレ

    ニレ

    固く加工はしにくいが粘りがあるので曲げ木加工に適しています。マットな質感で濃いブラウン色にされて家具の天板に利用されることも多いです。

  • ビーチ

    ビーチ

    日本ではブナと呼ばれる木材です。きめ細かい木目と固く割れにくい粘りがあるので、曲げ木加工に適しています。無味無臭なので匂いの気になる方にもオススメです。

塗装別お手入れ方法

ウレタン塗装

木の表面を樹脂で多い、傷やシミなどがつきにくくなります。耐久性が求められるテーブルの天板などに使われています。ご自身で上塗りするメンテナンスも必要ないので長期間そのままご使用いただけます。

お手入れ方法

柔らかい布巾で乾拭きするか、硬く絞った布巾で拭いてから乾いた布で水分を完全に拭きとって下さい。
※ワックスや化学繊維などは塗装面のツヤが変わってしまう恐れがあるため使用しないでください。

ラッカー塗装

ウレタン塗装に比べて薄い塗膜で木の質感を残したい場合に使われます。オイル仕上げに比べて耐久性や耐水性があります。熱や水分に弱いので基本的にコースターやランチョンマットをご使用ください。

お手入れ方法

柔らかい布巾で乾拭きするか、硬く絞った布巾で拭いてから乾いた布で水分を完全に拭きとって下さい。
※ワックスや化学繊維などは塗装面のツヤが変わってしまう恐れがあるため使用しないでください。

オイル塗装

オイルを浸透させた仕上げで木の呼吸を妨げないので木にやさしく、木本来の質感を楽しめる塗装です。
皮膜はあまりなく傷がつきやすいです。耐水性があまりないです。塗膜効果は使用に伴い減っていくので定期的にオイルでメンテナンスを行う必要があります。熱や水分に弱いので基本的にコースターやランチョンマットをご使用ください。

お手入れ方法

柔らかい布巾で乾拭きするか、硬く絞った布巾で拭いてから乾いた布で水分を完全に拭きとって下さい。
直射日光や寒暖差のある場所では乾燥でムラになりやすいので、製品に使用されているのと同じ専用オイルをハケなどで定期的に上塗りしてください。
※ワックスや化学繊維などは塗装面のツヤが変わってしまう恐れがあるため使用しないでください。

彗星塗料+ワックス仕上げ

水性塗料は木部の内部に浸透していくので木目が生きたまま色が付けられます。これだけだと表面を保護するものではないので、ワックスを重ね塗りすることで仕上がりにつやと深みを持たせながら表面を保護することができます。

お手入れ方法

自然の木そのものの魅力を楽しめる塗装なため、傷や汚れがつきやすいです。製品に使われているのと同じ専用ワックスをウェスなどで薄く塗り重ねて汚れを取り除き、ツヤを取り戻すメンテナンスを定期的に行ってください。

張り地のお手入れ方法

本革

普段のお手入れは乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。
ソファの隙間などふき取りにくい場所は毛の柔らかいブラシを使用し、さっと取り除いてください。
もし食べ物や飲み者をこぼしてしまった場合はすぐに取り除くのが肝心です。固く絞った布巾でやさしく拭き取って下さい。放っておくとシミになる可能性があります。ドライヤーで乾かすのも熱に弱く変色・変形の原因になりますので絶対やめて下さい。
ビニールまたは樹脂製品等、長時間重ねたままにすると、変色等の原因になります。
過度な汚れや傷が気になる場合は市販のオイルレザークリーナーでのお手入れがオススメです。

お手入れ方法

1.とれるパーツはとりから拭きでソファー全体のホコリをとります。
2.固く絞ったタオルで革を拭きつつ濡らします
3.専用のレザークリーナーを専用スポンジに数滴たらし汚れを取ったあと、自然乾燥させます。
4.レザークリームを専用スポンジにつけて革にむら無く塗ります。
5.余分な油をクロスで拭き取ります。

使用してはいけないもの

・アルコール
・シンナー
・除光液
・漂白剤
・化学物質を含んだ布(科学雑巾)
・ハンドクリーム

布地

普段のお手入れはブラシや掃除機などで縫い目や隙間のごみやほこりを取り除いて下さい。
クッションなど外せるものは出来るだけ外してこまかいゴミやチリなどを取り除きましょう。掃除機ヘッドはそのまま使うと生地が傷んでしまうので、ブラシ付きアタッチメントであればキズをつけずに掃除できます。
カバーが取り外せる場合は汚れたらカバーを取り外して水洗いが出来ます。ただできるだけ信頼できるクリーニング屋さんでドライクリーニングを頼みましょう。

カバーを外せない場合のお手入れ方法

カバーを外せないタイプでもファブリックが汚れた場合にはシミにならないうちに早めに拭き掃除を行って下さい。

1.中性洗剤をぬるま湯(30℃~40℃程度)で薄めた液体にやわらかい布巾を浸し固く絞ります。
2.ソファの表面を叩くようにして汚れを落とします。ごしごしすると汚れが内部に浸透し表面の毛並みが乱れるのでなるべくトントンと汚れを布に写し取るイメージで軽く叩きます。
3.汚れが浮いてきたら吸水性のあるペーパーか乾いた布などで汚れを吸い取ります。
4.お湯で固くしぼった布で洗剤が残らないように拭き取り自然乾燥させます。※ドライヤーは使わないで下さい。
5.繊維の毛並みをそろえたら完了です。

注意点

・拭く前に目立たないところで色落ちしないか確認してから行って下さい。蛍光剤を含んだ洗剤だと変色する恐れがあります。
・油性汚れであってもベンジンや除光液などの有機溶剤を使うとシミの原因になります。

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